8,May.04 (土) 02:36
おれはみんなを愛してるよ。
本当だとも、ホラこの手のヒラをみてくれよ。
アル中の手だって?
そうじゃない
きみへの愛で赤く燃え上がってるんだ。
多少まだらなところはあるかもしれないが・・・
でも他意があるわけじゃない。
ただ色んなことにこころが騒いじまうってだけで・・・
今朝おかしな夢にうなされていた。
誰かがおれを抱きしめているんだ。
でもどうもそれが気持ちよくない。
振りほどこうとするんだが
そいつはより一層しがみつくばかり。

思ったね、そうさ生きてればこんな事もあるさ。
なにも自分の思う通りの憩いがそこにあるわけじゃない。
時には相手の憩いの場としておれがいるだけの時だってあるんだって・・・

でも

でも気付くとそいつは笑ってるんだ。
それはどんな意味だい?
おまえさん
実は自分でも気持ちいいってわけじゃないんだろ?
ただ面白いから
ただ面白そうだからってだけで・・・
今朝ふらつきながら電車に乗って
耳の中で鳴ってるのはジム・モリソンのモリソン・ホテル。
そうだ「スパイ」って小説を書いてみようか。
さて「愛」という不確かな「家」にまぎれこんだ「スパイ」は
なにをあばきだすんだろう。

きみの傷口か?
それとも隠れた嗜好か?

それとも・・・