白状しよう。
わたしは頭がいい。
いや実際は頭がいいことにしている。
実際は隣人の言う事がわかるような気がしていて・・・
でもそれが全てではない事を知っているつもりなだけだ。
正直に言おう。
わたしは感受性が強すぎて
きみがそれをどのように感じるかを気にし過ぎるクセがある。
しかし同時にいつもそうなものだから
当然きみはそうなのだと無意識のうちにそれを無視していまいがちだ。
どうしたものか・・・
わたしは誤解される事にさほど心配はしないものだから・・・
逆に誤解される度に重大なダメージを残してしまう。
わたしのこころとはさほどにもろいものだ。
きみがわたしの本質を知っていれば、きみはわたしを自由に操れるだろう。
人間なんてみんなそんなものさ。
でもきみはわたしをわかろうとする労力を消費する気があるだろうか。
人間は好きだ。
だからわたしはきみに対しての責任をもちたくはない。
きみがどう生きようと構わないが
きみがどのように生きているかにはスゴク興味がある。
勿論一番興味があるのは
自分がどのように生きるかということだけど・・・
でもわたしはいつも、きみがいて初めてわたしなのだ。
わたしだけの宇宙など、存在しない・・・
そして
こんなわたしにはいつまでたっても・・・
きみはミステリーだ。
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