17,Jun.04 (木) 02:14
どうしてきみはそんなやすらぎの世界に住んでいられるのだろう。
いや、わたしがそうなれない理由はわかってる。
多少は自分で追い込んでいるのだもの。
でも今夜のようにガックリしてる時には、本当にうらやましくなってしまう。
だってきみの「愛」って言葉を信じたくなってしまうんだもの・・・

わたしのこの悪戯なこころは、どうすれば黙らせれるんだろう。
そう、この悪戯小僧を・・・
ヤツは疑うことで眼を覚まさせようとする。
まずは×印をつけてから、その中の真実を汲み取ろうって魂胆だ。
でもね、おかげでその×印が全部自分に貼り付いていて・・・
今じゃ世界中が格子窓越しにしか見えなくなっちまった。

「愛」は素敵そうだね。
でもわたしには「恋」の方が現実的なんだ。
どう違うかって?
それは文法の問題じゃなくって、感じ方の問題さ。
わたしはわたしなりにハダカで・・・
そのハダの擦れ合いに一喜一憂している。

「愛は永遠」かもしれないが
「恋は儚い」程に一瞬、つまり今なんだ。
そう、どうでもいいことなのだけれども

・・・でも今は・・・