10,Aug.04 (火) 01:54
ビルの中と外との気温差。
きみはまだ好かれてると思えるかい?
そうとも今回ばかりはアンタが正解さ。
でもそのクチで言われると違う意味にもなるんだが・・・

眠りの中で、ずっと同じ疑問を問い続けていた。
寝付かれず目覚まし時計を見ると午前4時すぎ。
寝ぼけ眼で時間を確認した瞬間に
今まで夢に中で問い続けていた
その問題自体が問いかけてくる。
「で、これは実在しているのかい?」

わたしはあと数時間で起きなくてはいけないという脅迫感と
でもそのワケのわからない苛立ちの中で・・・
結局、疲れきれば眠れるさと
こころの端にひっかかったままの疑問のボリュームをあげて

・・・でも・・・

でも、まるで目を閉じたままで
暑苦しいからとエアコンのリモコンを探すみたいなもんさ。
うまく手にしても
どのスウィッチを押せばいいのかも検討もつかない。
多分これだと思ったヤツ・・・
ブーンと地鳴り音が響きだす。
少し安堵した眠気と、
まさか暖房のスウィッチを押したんじゃないか
なんていう疑心と・・・

溢れ出る汗を拭いながら・・・
たどり着いたビルの入り口には
コインランドリーの乾燥機のような空気の匂いが満ちている。
あの向こうは冷蔵庫さ・・・
半日をあの向こうに閉じ込められるんだ。
いつものことさ。
そうさ

・・・でも今からなんだぜ・・・