4,Sep.04 (土) 12:03
言葉とは怖ろしい。
それは、そうしようという意志の表現である。
行動は言葉により意味を得る。
だから怖ろしい。

『はじめに、言葉があった』
最後の福音書ヨハネの最初節だ。
わたし流に書き直すなら
『はじめに世界を認知した者が世界を創った』
きみがナニを訴えようと、世界中の悲劇は少しも解決しそうにない。
でも全てが言葉を失ったなら、宇宙すら存在しない。
だって『存在』という概念自体が消えうせるのだ。

『本当の名前を知れば、悪魔ですら操れる』
あなたが自分のこころの中で自分に呼びかける、その『名前』だ。
それはあなたという存在を、あなたがどう認識しているかを表している。
存在を操っているのはあなただ。
その『名前』を知っているのが『あなた』だ。
では『あなた』とは・・・

「なんて変数名だい!」
他人のコードをデバッグするプログラマが吼えた。
"int foo;"
きっと参考書からの借り物コードだろう。
理解せずに書かれるコードがうまくいくハズがない。
「バグはコードの中じゃなくて、きみの頭の中に潜んでいるようだね」・・・