1,Dec.04 (水) 01:20
イエスの時代、つまり西暦1世紀前後のユダヤ世界とはいったいどんなだったんだろう。
どうも現代の常識では今ひとつピンとこない。
例えば聖書の福音書だけを読んでいると、まるでユダヤ教の絶対宗教国家であったように思えるが、ヨセフスの「ユダヤ戦記」を読んでいると、あちこちにギリシャの神々の名前が出てくる。
勿論著筆当時はローマで暮らしていたわけだから、そのようなギリシャかぶれ/皇帝への気兼ねもあったのだろうが・・・にしても多すぎる。
若い頃はエッセネ派に入ろうとさえしていたんだぜ。
こんな事を考え出したのは、実はイエスはエジプト人だなんて本を読んでたからなんだけど・・・
確かにヨセフスの本にはエジプト生まれのユダヤ人が偽メシアを名乗って反乱を起こしたなんて記事もある。
実は現代人が抱いているユダヤ教のイメージはユダヤ戦争以降のパリサイ派のものであり、それ以前はもっと幅の宗派的広ろがりをもっていたのかもしれない。
例えば現代のカルトの一派が主張するように「神は姿を変えて現れるが、どれも同じ神である」などのような宗派も存在してもおかしくはない。
先の本はイエスは実はイシス信仰だったと主張しているようなのだが・・・
オレはオレというエイジェント集合体を見つめていた。
どれもくそったれな小妖精どもだ。
すぐに悲鳴を上げるくせに、すぐに影にこそこそと隠れやがる。
運よくひとつを摘み上げて、眼の前でさらし者にしてやった。
ヤツは身をかがめると大急ぎで右手で十字を切っている。
そうとも、もうすぐお前はオレのアゴの骨で砕かれるのさ。
ひょいとクチの中に放り込む。
ガキガキ・・・なんて味だい、このポンコツ・チップ野郎。
クチん中は少量の水銀の味でしびれ・・・