よく見る夢に、素っ裸にモウフ一枚はおって街を歩いてる、ってのがある。 行き交う人々は皆普通に着飾っているんだけど、なぜか素っ裸のわたしには気付かない(らしい)。 それでもピューピューと身体をかすめる風にふるえながら、どこかでこんなでもいいのかと訝りながら、でも奇妙な開放感にこころを躍らせて
・・・そして突然暗黒の闇へと落ちて・・・
へへへ・・・所詮わたしとは、こんな干からびた皮に被われて、隙間風にもガチガチふるえ出す、アミーバーの集合体にしか過ぎない。 でもね、そんなだと気付いていないヤツに限って、内心でのオドオドした自分を隠そうと威張るものだぜ。
そうとも、知ってるよ。