7,Jan.05 (金) 00:58
どうも良くない。 音が馴染まない。 音の記号化なんて本を読んでいるせいか・・・いや、それよりは音を出してないだけだ。 知識で鳴らそうたって、うまくいくハズがない。 余計な事を考えるより、耳を澄ませろよ。 それはそこに転がっている。 後はそれを拾うだけ。 そうさ、知るよりは、まずは、試せ・・・

僕は時空軸に定規を這わせて、手近なあたりから眼暗滅法に模様を引き始める。 これが僕の歪みだよ。 これが感じてるテンポなんだ。 同期できるかな? 多分ダメだろうね。 でも確かにこことそこはこう真っ直ぐに繋がっていて・・・

ヴィーナスが首を振る。 彼女は長年の悪友だ。 「それじゃディオニソスは喜ばないわね」 チッ、最近はそれもどうでもいい。 それよりはこの混乱をほぐすにはどうすればいいんだい。 彼女は笑い声を上げると、こうつぶやいた 「そうね、SPAM を mailbox から削除するよりは難しいかもしれないけど、彼女を寝かしつけるよりは簡単かもしれないわね」・・・そうさ今彼女は僕の横で眠剤という覚醒に身体をゆらせている・・・