24,Feb.05 (木) 01:04

excuse ・・・こちらの立場を説明する時に「言い訳」といってしまえばそれまでだが「エクセキュースとして」のように使うと意外に納得してくれることがある言葉。 でもミエミエの言い訳では逆に顰蹙をかうので、要注意。

人間と付き合うのも数十年やると、随分余計な知恵がつく。 年寄りが臆病なのは、結果を予測できるからで、決して必ずそうなると信じているわけじゃない。 いや、大抵は自分の予測に No! と言って欲しいんだ。 どうだい、だまし甲斐があるだろ・・・

人生は永い。 楽しい事を諦めなきゃいけないとしたら、そりゃ地獄だ。 そんな時間は永遠に等しい。 いや実際に永遠なんだ。 だって誰だって自分にとっては今から死ぬまでしか時間は存在しえないんだから。

皇太子が誕生日の会見でダレソレの詩を朗読したそうだ。 意味を噛締める。 ウム悪くはない。 ひねくれ者が愚痴た。 で、アンタその詩のどの節に感銘したのさ。 まさか・・・でもそれじゃ愛に飢えたガキだぜ。

時計はまわる。 オーストリア帝国が崩壊したのはホンの90年程前だって知ってるかい? 今ならきみの周りにも未だその当時に生きてたヤツが居るハズだ。 わたしはビートルズの時代を知っている。 今でこそ懐かしそうな顔してるヤツらが本当に聞いてたのは石原裕次郎や美空ひばりだったって事もね。 連中の殆どは武道館の日本公演をテレビで観た事くらいしかないんだ。

時代は変わる。 おかげで三つくらいの時代を体験させてもらった。 貧困の中で皆んながキチガイのようにガチガチに働いていた時代。 急に裕福な気分にひたって、皆んなが金持ちになった幻想を抱いた時代。 そしてその後。

そろそろ次がはじまりそうだ。 わかるだろ? このイラつきはダレかさんには願ったりなんだ。 しかも今回は地球規模で皆んながイラついてる。 こりゃアウチだよ。 アンタの人間性が試される時ってわけさ。 どうする?

年寄りはウィスキーを嘗めながらつぶやいた 「エクセキュースとして、オラ、酔っ払っちまっただよ」 そうともしばらくは生きることに酔わせてくれ・・・