22,May.05 (日) 00:12
夢は、希望、欲望、そして欲にもなる。 誰が決めるんだい? きみさ。 せめてきみのこころの中にあるうちは・・・でも僕は、きみが欲しい・・・

前の大戦で人間を100人斬り殺したという兵士を、当時英雄扱いした新聞社への訴訟が起きている。 その記事のせいで戦犯として処刑されたらしいから、気分もわからないじゃない・・・でもナゼ今頃に? でもそれが英雄であった時代とは?

オレはオレの生きた時代が好きだよ。 語ることはいくらでもある。 語れない事と同じくらい。 久しぶりの友達とのすれ違い。 そして言うんだ「色々あったもの」 どうだい、いろいろとやってきたんだぜ。 せめて監獄の中での一生じゃなかった。

でも同じくらい・・・出来なかった事、やるべき事をしなかった事・・・そんな事にもこころは重くなる。 さうさ、この部屋と監獄の違いはどこにある? まるで同じさ、そうまるで同じ・・・

きみは朝、決まった時間におきだすと、急いで身支度を整えて外へと飛び出し・・・色んな事が起き、色んな事に出会い、色んな事に疲れて・・・そして部屋へと帰る。 100人斬りの英雄くんも同じだったんじゃないのかい? もし僕の人生の決済がとんでもない負債だらけに終わったとして・・・せめてきみらは僕の名誉を守ってくれるんだろうか? でもあまりに虚しい・・・虚しすぎる・・・

子供の頃バンカーズゲームってのをやった覚えがある。 ナニに投資してどれだけ稼げるかってゲームだった(っけ?) で、大抵は少しマイナスで終わるんだ。 あまりにいつもそうだったから、きっとオレの人生っていつも少しマイナスで終わるんだって信じ込んじまってた。 でもいいさ・・・せめて今はどう終わるかより、今をどうするかだもの・・・