24,Aug.05 (水) 10:24
連日選挙記事が新聞をうめる。 ジャーナリストにとって、これほど面白い選挙はないようだ。 TVでも今は報道番組の方がドラマより視聴率がかせげるのだろう。 しかしその内容はバラエティ同然。 「刺客」なんてヤクザ映画の言葉かと思ってたのに・・・こんな選挙は選択肢を行使しない事こそ最良の選択とも思えるが・・・しかし連中、それでも勝手に事を進めやがるしなぁ・・・

古来からもっとも効率的な敵の攻略法は、裏切り者を作ることだ。 例えばジャーナリストは、キリスト教会の永遠の敵である。 ダーウィンの進化論のような仮説を、あたかも真理のように扱う。 そのくせ処女受胎だとかキリストの再生といった信仰の中心議題は、只の神話と馬鹿にする。 しかし実はメディアで金を稼ぐ人種程節操の無い連中はいない。 つまり寝返らせるのに最適なのだ。

『ナザレのイエスは神の子か?(リー・ストロベル)』とはまさにそのような本だ。

先ずは過去にジャーナリストとして係わった殺人/障害事件を紹介して、自分がどれほどに疑り深い人間であるかを示す。 次に同様な手法でキリスト教の信条、例えば「聖書には真実のみが記述されている」とか「イエスは神の子である」とかいった事の真偽を裁こうとする。 被告側の証人には、いかにも世間の信頼を得ている人物が次々に博士の尊称付きで出廷し、実に唖然とする珍説でキリスト教を擁護する。 だがこの突っ込みどころ満載の弁護に告訴側(著者)はあっさりと納得してしまう。 つまり告訴のフリをしながら、実際は弁護の糸口を提供しているだけという図式だ。

まさにジャーナリストとはかように節操の無い連中だ。 そういえば小池ナニガシって女史。 最近の人相は良くないねぇ。 あんた元テレビ業界人でしょ、TVうつりくらいは良くしなよ。 でも偉くなっちまったからなぁ〜