24,Sep.05 (土) 13:09
イスラム教徒は酒を呑まないが、キリスト教徒は酒を呑む。 だってイエスは大酒呑みだったんだもの。 ホラ、酔いがまわるとパンとワインを「これはわたしの血であり肉である」と言い放つお方だ。 うちのオヤジと大差ない。 でもだから好きなんだけどね。 ではイスラム教ではナゼだめなんだろう。 だって酒は百薬の長、つまりドラッグだぜ。 彼らにいわせれば、それを許しているキリスト教会こそ不謹慎ってもんだ。
 『売春とドラッグ』 この古くからある人間の習性は奇妙な同一性がある。 どちらも被害者が存在しない。 あえていえば肉体/精神的被害を受けるのは結局その本人達だ。 しかも法律で禁止されている。 逮捕されれば罪にとわれる。 つまり被害の二重取りってワケだ。 こんなワリにあわない犯罪はない。 でもこれがなかった時代は歴史上存在しないんだよね。
 取調室で検事が貧相な犯罪者に説教を垂れる。 「大体こんなモン吸ってラリってるヤツばかりになっちゃ困るだろ」 少しは情状が良くなるかと犯罪者君は従順に首をすくめ 「国家が成り立たなくなっちまうんだぞ」 納得はいかないが、そうですかって顔をして 「犯罪率だって高くなっちまう」 そりゃ捕まれば犯罪ですから 「身体にだって悪いだろ」 犯罪者君そこで、やめればいいのに顔をゆがめて 「そこんとこ自己責任ってワケにはいかないっすか?」