26,Oct.05 (水) 23:36
 まったく貴重な経験といえばいえるんだが・・・
 今朝仕事場へ行こうと、バス停前の信号待ち。 さて目の前を通り過ぎるバス。 早く信号が青にならないかと待ちわびるも、無情にも青の瞬間にバスのドアは閉まり・・・まいったね、いつもなら気付いて待っててくれるのに、駆け足の私をおいたままバスは出発しちまって・・・
 時間は余裕があるんだが、なんだか悔しくて、次のバスを待つくらいならワンメータで行ける駅までタクろうと・・・見ると信号待ちの車列の中に空車。 早速手を上げると、タクシーが目の前に滑り込み・・・と、ここまではまだよかった・・・
 突然、頭上から水が降って来る。 誓っていうが今日は雨の降り出す天気じゃない。 ましてや雨って量じゃない。 さっき迄乾かしてた髪から水が滴り落ちてくる程だ。 目の前にはタクシーが停まり、ドアが開き・・・後ろを見上げると、ファミレスの店員さんが、階段の上からあわてた顔をして・・・なにか謝り事を口ごもっている。 そうか、あの手に持ってるバケツの水か・・・
 とにかく折角つかまえたタクシーにもぐりこみ・・・「まいったね、水かぶせられちゃいましたよ」 運転手さんに愚痴るが・・・逆に心配そうな雰囲気。 そりゃそうだ、こっちは背中から腰にいたるまで水びたしで、バッグなんぞは水滴がこぼれている。 座席が水浸しだよ、これじゃ・・・
 ねえ、きみら僕が嫌いなんでしょ。 別にどっちでもいいんだけどさ・・・