23,Mar.06 (木) 23:37
『聖書を読む・新約篇/1「洗礼」と「十字架」佐藤研』によるとイエスの処刑は十字架ではなく、やはりT字型の杭の磔刑だという。 織田信長は罪人を土中に首だけを出して生き埋めにし、その首を通行人に糸鋸で挽かせた。 これもかなり残酷だが、まだ死の苦しみという点においては磔刑の比ではない。 というのもナチスは戦時中にユダヤ人相手にこの人体実験をしたらしい。 この磔刑では受刑者の身体は釘で打ちつけられた両手にぶら下がった状態になる。 すぐに全身の重みで呼吸困難に陥ってしまうのだが、しかしといって死ねるワケではなく、何度も息をしようと数日間ももがきながら生死を彷徨うのだ。 しかも致死の傷があるわけではないので、意識は朦朧としながらもある。 死の臭いを嗅ぎつけたハゲタカがその肉をあさりにくるのだが、それをさえぎるすべもない・・・Slow Death ゆっくりとした、しかも痛みに満ちた死へのセレモニー・・・