12,May.06 (金) 00:02
 わたしから見ればアナキストとテロリストとは全然別物だ。 確かに『体制』といったキーワードで区切れば、どっちもアンチって意味じゃ大差ないのかもしれない。 でもテロリストは今の『体制』を壊して自分の望む『体制』を創りたいだけだ。 対してアナキストは『体制』『秩序』その『法』の存在自体がイヤなのだ。 ではどうするんだって? 無視するのさ!
 人間ってヤツは『法』に毒されやすい。 あえていえば『法』とは『成功体験』だ。 過去にそれでうまくいった経験から生まれ、それが常識となり『法』となる。 最初にそれを為した時には知恵があっただろう。 でも常識となると、もはや知識でしかない。 つまり背景が欠落している。 ただ闇雲にこれでいいという『信仰』と成り果てる。
 『信仰』 そうとも!きみはオレを救ってくれようってワケだ。 うれしいね。 でもナニからだい? 苦しみから? 悲しみから? 嘆きから? それとも無知から? 「大いなるカタがいらっして、そのカタがきみ(わたし)を無知から救い出してくださる」 ゾクっとくるね。 きっとわたしの性感帯のドコをどうすれば感じるかって、良くご存知ってワケだ。
 でもオレは否定する・・・少しは自分を大事にしろよ。 それ程悪いもんじゃないぜ、自分ってヤツは。 大体人間ってのはやるには辛いものさ。 だからって否定するほどじゃない。 良く味わえば、辛味も味のうちさ。 そうとも大体アンタは自分を知ってるのかい? それを味わってみたのかい?
 そしてわたしはアナキストとなり果てる・・・