13,May.06 (土) 14:32
オルタナティブ(alternative=二者択一の、代わりとなる、慣習にとらわれない)・・・わたしがこのフレーズを最初に見たのは音楽雑誌だ。 プログレッシブ=進歩的、似たようなもんさ。 確か『代用音楽・・・』なんてイベントもあった。 「今に飽き足らないあなた、さあ他の選択肢はこちら」ってな具合に・・・
しかしいつの間にか『代用文化(alternative culter)』はわたしの周囲にすさまじい勢いで増殖した。 ネットの功罪? それともメディアの多様性? 皆が多様なデマを並び立て・・・真理など露ほどもありはしない・・・カオス
今朝FOX・TVで『ダ・ヴィンチ・コード』の検証番組をやっていた。 検証って程の出来じゃない。 あれこれ並べて、さて判断はあなた次第。 さて次の番組は『黙示録』神の審判は近づいているそうな・・・成る程、うまい誘導の仕方だね、実に市場調査が有効に利用されている。 でもさ・・・
わたしはカオス(混沌)が好きだ。 発明の母。 破壊し創造する。 しかし人間って生命体はそれが苦手だ。 未だカオスの中を歩く事も出来ない。 だって大地すら保障されない。 もしかすると恐竜の背中かもしれない。 じゃあナニを求める?
新聞の記事でアーチェリーが実父(麻原彰晃)の精神鑑定を要求していた。 彼女にはまだ世間一般が描く父親のイメージが受け入れられないでいるようだ。 実像とはどこから観得るものだろう。 身近に居るものから? それともカメラを通して? どちらにしても世間の常識が彼女にとっての苦しみの種なのだ。 そしてわたしにはこの悲劇がこう見える。
未だ『親の因果が子に報い』の時代さ。 いや逆にそれにすがり付いてる連中が増殖中なんだ。 不安の一番の解消法を知ってるかい? つまり敵をでっち上げること。 そして今はそれが彼女に向いている。 でもきみも気付いているハズだ。 こんないい加減なでっち上げが通用するなら、いつだってそれが、きみに向けられないとは限らないってことぐらい・・・