i hate JASRAC

ここは著作権を理由に、わたしが愛する曲の英語歌詞をわたしのＨＰより削除しなくてはいけなくなった事を抗議するためのページです。

左のマークをピックしたら、このページが現れて、少し驚かれたかもしれません。

このマークがある場所は以前わたしが英詩を掲載していた場所に貼ってあります。　しかし JASRAC から著作権に違反しているという理由から掲載を禁止されてしまいました。　またもしかすると訳詩についても近日中に掲載を禁止されるかもしれません。

しかし何故これらは掲載を禁止されなくてはいけないのでしょうか？

2007年3月現在、さてこのページを掲載しはじめてからすでに４年も経ってしまいました。　状況は？　まったく最低です。　ドンドン悪くなるばかり。　ピアノ・バーの店長がビートルズの楽曲を演奏してたからと高額が罰金を払わされたり、名古屋の老舗ライブ・ハウスが閉店しそうだとか・・・　でも著作権についてのわたしの疑義がなにもわたしひとりのものではない事もだんだんとはっきりしてきました。
先ずはこれを聴いて、そして考えてみてください。　本当にわたしたちが守るべき権利とはナニかを！

著作権法第１条には
　「この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もって文化の発展に寄与することを目的とする」
とあります。

つまり著作権法の一番重要な趣旨は「文化の発展に寄与」することです。

さて、わたしのＨＰに掲載していた英詩とその和訳は、その樂曲に対して理解を深める事を目的としています。　その為に原詩と和訳を併記して、原詩のニュアンスを少しでも再現してみようという試みでした。

ところが８月２５日に　「JASRACから音楽著作権に関する重要なお知らせ」というメールが届きました。　わたしの「運営する上記ホームページではJASRAC管理楽曲を掲載して」いるので、オンライン使用料の申請をしろというのです。　ところが、このメールのどこにも、どのコンテンツがそれとは書かれて居ません。

そこでわたしは「どの楽曲がそれに該当するのか検討が」つかない故返答メールを送りました。

すると「http://www.st.rim.or.jp/~seven/transList.html　の「translated song list」にある外国曲の原詞（訳詞付）（どの曲がそれとの記述はこのメールにもありません）はJASRACの管理楽曲」なので削除しろとの返事でした。　しかもそれには　「尚、外国曲の原詞及び訳詞は現在、適法にご利用になるための許諾が出せない状態に」あると記されています。

これは一体どういうことでしょうか？　許諾も出せないでは、実質的に外国曲の歌詞の掲載は一切できないとしか読めません。　これは果たして文化の発展に寄与することなのでしょうか？

少しカチンとしたわたしは、一先ず transList.html をＨＰ上から削除してお茶を濁すことにしました。

そして９月１９日、今度はわたしのプロバイダから「サイト上で公開されているmidiファイルに関して社団法人日本音楽著作権協会様より送信防止措置の申し出」があった故のメールが届きました。　この midi ファイルというのはプロバイダ側の誤りで、添付されていたエクセル（なんでエクセルなんだ！）文書には、やはりわたしのＨＰの外国曲のページがリストされていました。

これはもはやわたしの愛する曲に対して、少しでもその理解を深める為に行ったわたしの知的作業に対する妨害でしかありません。　もとよりプロバイダの判断で勝手に削除されてしまっては困ります。　そこで上記のマークを原詩の方にのみ貼って、みなさんにも判断をしていただきたいと、このページを作ったわけです。

ご意見を是非わたしの掲示板に書き込んでください。　勿論批判でもかまいません。　皆さんの声をお待ちしています。

さて事態はより一層悪化しています。　１１月５日付けでプロバイダより、「再度、JASRAC（日本音楽著作権協会）よりデータ削除の申し出」があった故のメールが届きました。　詳細については別送の用紙を参照しろとの事。　その用紙はなんとか７日についたのですが、内容は JASRAC が正当な著作権管理団体である事、「プロバイダ責任法」について、またプロバイダに届いた JASRAC 側からの「著作物等の送信を防止する処置の申し出について」という書類、およびその該当ファイルリストでした。　ところが、「「著作物等の送信を・・・」の書類において「８．著作権侵害の態様」で該当するとされているのが「a)情報の発信者が著作権侵害であることを自認しているもの」という理由でした。　わたしは一体いつ自分が著作権を侵害していることを自認したというのでしょうか？

プロバイダ側からの説明では、上記の“「a)情報の発信者が著作権侵害であることを自認しているもの」”の件は、ＪＡＳＲＡＣ　では一度通知を出したら発信者側がその侵害を認める／認めないにかかわらっず、自認として扱うんだそうです。　つまりＪＡＳＲＡＣ側に間違いは在りえずって立場です。　今時の警察よりも横柄な態度です。

その後プロバイダ側の勧めもあり、ＪＡＳＲＡＣの担当者と電話で話しをしたのですが、まったく話しは通じません。　こちらは今までみんなが遊べた場所（ネット）に「立ち入り禁止」（掲載禁止）なんて看板は立てないでくれ、と言っているのに、ＪＡＳＲＡＣ側は所有権（著作権）があるから出て行けの一点張り。　ではどこに申請すればいいんだと聞いても、今のところその手段がないとのこと。　つまり草ボウボウのままに放置しようってわけです。　不動産屋なら不良債権で倒産しそうな経営方針ですが、著作権には税金はかかりません。　つまり連中のふところは痛みません。　となれば将来の食い扶持の為にも、場所を確保しておこうってのがミエミエというわけです。

とはいえ該当ページをそのままにしておいては、今度こそプロバイダ側から削除されてしまいそう。　なにしろ歌詞以外にも記事はあるわけで、それもいっしょに削除されてはたまりません。　仕方なく該当のページの歌詞は削除しました。　しかし引用であれば連中も文句はいえません。　なんとかその範囲での再度の掲載を考えているのですが・・・（しかしもう一度だなんて、本当にカッタルイ！）