1.

Blue Bus

2.

セル

3,

bの循環

4.

エミルー

5.

AMP HATE MINE

6.

ダージリン

7.

ハルシオン

8.

after the goldrush

9.

Les sucettes (France Gall)

山路:

vocal & guitar

三浦 マキ:

guitar

中西:

drums

seven:

bass

確か春になったばかりの頃だっけ・・・ 「6月30日に Little Help ってやるんで手伝ってくんない?」 などと山路氏から頼まれたのは・・・ それから顔を会わせる度に演奏する曲のテープを頼んでいたのだけれども、なんとか二週間前程にマキ君と遊びに来たときにMDに入れて持ってきてくれた・・・ ウッ!これお手上げじゃん・・・ bの循環 だけは以前にわたしの部屋で録音してたから、少しはコードの転回の予測はつくのだけれども・・・ それでも同じコードの繰り返しが極度に少ない彼の曲はかなりてこずりそうだ・・・ まあいいさ、なんとか耳で音をとってみよう・・・

さてライブ当日になっても、未だ ハルシオン が完全にはつかめきれていない。 こんな時のステージは緊張という言葉をとおり過ぎて、悲壮ですらある・・・ 自分の耳を信じるしかないさ・・・ 出だしの Blue Bus からそんな格闘は始まった。なにしろステージはバックライトばかりで、自分の手元はまるで暗闇の中・・・ なんとか セル は無事終えたのだが、ソング・リストが見えやしない・・・ あれ?次はどの曲? ふと AMP HATE MINE と思いきや bの循環 じゃないか・・・ 混乱はエミルーでも持続してて、 AMP HATE MINE と ダージリン でなんとか持ちなおしたのが・・・ 次がどの曲かわからない・・・ なんと ハルシオン だよ・・・ 自分からやろうっていいだした after the goldrush はなんとかくリアして、気がゆるんだのか、最後の Les sucettes は途中でマキ君のギターに救われる始末・・・ でもステージが終わった瞬間、ナゼかとっても楽しかった・・・
そうなんだよね、まるで冷や汗だらけのステージだったみだいだけれども・・・ 出している音が目の前で他の音に混じって輝いて聞こえる時って、どんな苦労も楽しいものさ・・・ さてそんな余韻を楽しむ暇もなく、次の静香のステージに心を切り替えて、楽屋へと降りた・・・


2,Jul.2000 by seven