2003 April 6 at 渋谷LA.MAMA PRIMAL TONE #10


 事前に主催者の水沢氏から、出番は最初で演奏時間は40分とメールがきていたのだが・・・出演順が最初なのは逆リハ(出演順とは逆にリハーサルをする)なので最後にリハーサルをしたままで開始できるから楽でいい。 ただスタジオで用意した曲がどうしても40分に収まりそうに無い。 どの曲も今回のメンバーでしか出来ない音に仕上がったので外せないし・・・
 当日、曲順リストをコピーしにコンビニで水沢氏と一緒になったので、その事を相談すると・・・「最初からオシはちょっと・・・」 ウーム、とにかくギュウギュウに詰め込んでみるか・・・

sevenZ (やさしさの夢バンド)
guitar & vocal : seven
guitar : 山際英樹
bass : ヨシノトランス
drums : 小杉淳


 さて天候もよかったせいか、心配したよりは客の入りもよくって・・・7時ジャストにステージに・・・ところが小杉くんとよしのくんがナカナカ出てこない。 そういえばリハの後に小杉くんが今日はゆっくりやりたいと言っていたっけ・・・で、最初の曲は小杉くんから始める約束なんだよね、これが・・・

1. hurdy gurdy man 小杉くんいうところの「ストーンズっぽい」山際くんのリフが今回のアレンジの特徴。 そういえば踊れる曲から始めたのって、どれくらいぶりだろう。
2. frozen boderline 実はこの曲の為に当日は(禁煙ではないが)タバコを控えていた。 もっと透明にうたいたいんだけど・・・どうしても余分なビブラートが入ってしまう。 ちなみにオリジナルは Nico の "frozen warning"
3. sleepless nights 期せずして、このアレンジは曲を作った最初にイメージしていたものに仕上がった。 ということは15年以上かけて完成させたことになる。
4. suzanne ねえ一度 “ズサン”っていわなかった? え? 本当? 本人はそんなことはないと信じつつ・・・
5. boom boom よしの君のベース・アンプの調子が悪そうだ。 とにかく突っ走ろう。 ブーンブンって・・・と、みんなの顔を見渡すが・・・
6. you forget to answer さて Nico カバーの二曲目。 二節目で入ってくる山際くんのアルペジオが心地よい。 ここ数日ソロ・パートをどう展開させるかで悩んでいたんだけど・・・最後から唄に戻る部分があと一歩・・・
7. love song 今回一番遊びたかった曲。 でも一瞬水沢氏の顔が浮かんでしまって・・・そうスタジオではここからもっと・・・ウ〜ム、言い訳はいけません。 でもこの曲は「暗すぎる」と避難されながら、もう20年以上歌ってる。 そして本人はナゼ「暗い」かが、いまだにわからない。
8. rem sleep さて最後の曲だ。 山際くんのソフト・トーンのギターソロが今回のキーポイント。 そのバックでコードを弾いてる時が楽しい。 なぜだろう、とてもウキウキとして・・・「アン・ドゥ・トワ・アン・ドゥ・トワ」だなどと・・・

 大急ぎでステージを引き上げてきて・・・さて少しは40分に収まっただろうか。 バタバタ後片付けを済ませ、客席でキヨサワ氏と会ったので、彼の隣りに座りながら少し話し込む。 どうも控えめなキヨサワ氏相手だとついついわたしは偉そうなことを言ってしまう。 失礼をお許しください。 さて今夜の割礼にはヤラれた。 宍戸君の集中度がハンパじゃない。 そうだ、もう出番は終わったんだし、後は楽しむだけ・・・

by seven 7.April 2003